リレーションシップ
リレーションシップ
リレーションシップとは、複数に分けたテーブル間の共通フィールドを関連付けることです。
リレーションシップを作成すると、データを自動参照することができます。また、テーブルのデータが変更されるとそれをもとにして作成されたクエリ、フォーム、レポートなどもその変更が自動的に反映されます。
リレーションシップの作成方法には「手動結合」「自動結合」があります。
手動結合
- リレーションシップウィンドウで作成します。
- 同じデータ型のフィールドを結合します。
- 参照整合性が設定できます。
自動結合
- クエリのデザインビューで作成します。
- 下記条件を満たしている必要があります
- 同じフィールド名
- 同じデータ型
- 一方が主キー
- デフォルトでは、内部結合になっています。(変更可能です)
- 参照性整合性の設定は、できません。
「一対多」「一対一」リレーションシップ
- 「一対多」
主キーが設定されているフィールドと主キーでないフィールドを関連付けのことです。 - 「一対一」
主キーが設定されているフィールド同士で関連付けのことです。
結合の種類
- 内部結合
共通のフィールドに同じ値をもつレコードだけが表示されます。 - 左外部結合
左(主)のテーブルのすべてレコードを抽出して右(関連)のテーブルからは共通のフィールドに同じ値を持つレコードだけが表示されます。 - 右外部結合
右(関連)のテーブルのすべてのレコードを抽出して、左(主)のテーブルから共通のフィールドに同じ値を持つレコードだけが表示されます。
※一対多のリレーションシップでは、一側のテーブルを「左」、多側のテーブルを「右」と表現されます。