参照整合性
参照整合性とは
「参照整合性」とは矛盾のないデータ管理するための規則のことです。
リレーションシップが作成されたテーブル間に参照整合性を設定できます。
参照整合性によって適用される制限
- 入力の制限
主テーブルに「主キー」に存在しない値を関連テーブルに入力できません。 - 更新の制限
関連テーブルに主テーブルの「主キー」が入力されている場合、主テーブル側でその「主キー」の値を更新できません。 - 削除の制限
関連テーブルに主テーブルの「主キー」が入力されている場合、主テーブル側でその「主キー」のレコードを削除できません。
参照整合性を設定できない場合
参照整合性を設定するには、双方のテーブルの結合フィールドが以下の条件を満たしている必要です。
- 少なくとも、一方が主キーであるか「インデックス」プロパティで「はい(重複なし)」が設定されている。
- データ型が同じ(フィールド名は同じである必要はない)
- 数値型の場合、フィールドサイズが同じ
ただし、オートナンバー型と数値型のフィールド間の場合は、双方のフィールドサイズを長整数型にすることによって参照整合性を設定できます。。
上記の条件が揃っているにもかかわらず、参照整合性の設定時にエラーが発生する場合は、既存のレコードが矛盾をおこしています。
一側テーブルに存在しないデータが多側テーブル結合フィールドに入力されていないかどうかの確認が必要です。