AccessとExcelの違いって?
ExcelとAccess
- Excelは、表計算からグラフ作成、データ管理までさまざまな機能を兼ね備えた統合ソフトの表計算ソフトです。
- ワークシート上にセルが並んでいて、その中にデータや数式を入力することで計算ができたり、表やグラフを簡単に作成することができます。
- 見た目がわかりやすい資料を作成したり、データを分析することが得意なソフトです。
- Accessは、大量のデータをデータベースとして蓄積し、必要に応じてデータを抽出したり集計したりできるリレーショナル・データベースです。
- 「リレーショナル・データベース」とは、データを目的ごとに分類した表で管理し、それぞれの表に関連付けたデータベースのことです。
- データを大量かつシンプルに蓄積していくことが得意なソフトです。
- 得意分野が違うので、データ管理はAccessに、データ分析はExcelにと使い分けると効率的です。
ExcelとAccessの長所と短所
Excel
長所
- 操作が簡単です。
- コピーや計算など簡単な機能があります。
- ピボットテーブル・グラフ機能があります。
Access2010まで簡易のピポットテーブル・グラフ機能がありましたが、2013で廃止になりました。 - グラフ機能が優れています。
- 分析や資料作成が簡単にできます。
- 新しくパソコンを購入すると「Word」と「Excel」が最初からインストールされていることが多いです。
短所
- 複数のデータの結合が難しいです。
- 「膨大な量」のデータがあると動作が遅くなったり、フリーズする可能性が高いです。
- データの種類や量が多くなると管理が難しくなります。
Access
長所
- 大量のデータを扱うことができます。
- 複数のデータの連携が簡単にできます。
- データの抽出や加工した仮想表(クエリ)を作成できます。
- データの種類が増えたときの入力、修正などの管理が簡単です。
短所
- データベースの知識が必要です。
- Excelに比べると操作が難しいです。
- パソコン購入時にAccessは入っていないことが多いです。
その場合Accessは別途購入する必要があります。