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HTMLの歴史
- 1989年
閲覧する環境に左右されずに情報を共有することを目的に、 それまでにあった複雑な情報共有化技術を扱いやすくできるようにしたいと ティム・バーナーズ・リーによってHTMLが開発されました。
- 1990年
サーバーとブラウザが誕生しました。
- 1993年
Mosaicブラウザが開発され、これを期にブラウザ戦争が始まります。
CSSという規格がなかったので、ブラウザがデザインを指定する独自拡張されていき、特定のOSやブラウザでないと閲覧できないできないようになってきました。
- 1994年
ティム・バーナーズ・リーが「W3C」という非営利団体を設立しました。
「W3C」とは、簡単にいえば「ウェブをみんなで使えるように、使う人や場所や環境に差異がないようにしようね。そういう仕様や技術書を作成したり勧告する」という機関です。
- 1996年 12月
HTMLは文書構造を記述するためのものだから、装飾したい場合はCSSを使ってしようとCSS 1.0が勧告されました。
- 1997年
HTML 4.0が勧告されました。
ここから「HTMLは文書構造を記述するもの、CSSは体裁を整えるためのもの」という切り分けが明確になっていきます。
- 1998年
XML 1.0が勧告されました。
HTMLの発展型としてXMLという規格がW3Cから勧告されます
- 1998年 5月
CSS 2.0が勧告されました。
- 1999年 12月
HTML 4.01が勧告されました。
- 2000年 1月
HTML4.0を基にしたXHTML 1.0が勧告されました。
XMLはデータのやりとりに最適。今までのHTMLの仕様を、このXMLに準拠したものに新しく書き直したものがXHTMLです。
- 2001 5月
モジュール化された XHTML1.1が勧告されました。
- 2004年
W3Cとの対立
XHTML2.0と進めたい「W3C」、HTMLを発展させていきたいMozilla(Firefox)やApple(Safari)などのブラウザベンダーは、「W3C」に提案しますが、対立してしまいます。
そのため、Mozilla・Apple・Operaに所属するメンバーによって「WHATWG」を設立し、現状のHTML機能を拡張させる取り組みが独自で進みます。
- 2006年
「WHATWG」の仕様は評価されていき、ティム・バーナーズ・リーが「世界をXMLへとスイッチさせる試みはうまく機能しなかった。」ことを認め、翌2007年からは、W3CとWHATWGが協力して、HTML5の標準化を進めていきます。
- 2008年 1月
HTML 5の草案が発表されました。
- 20011年 6月
CSS 2.1が勧告されました。
- 2011 6月から
CSS 3がモジュールごとに少しずつ勧告されていきます。
- 2012年 12月
HTML 5の仕様定義が完了しました。
- 2014年 10月
HTML 5 が正式に勧告されました。
- 2016年 11月
HTML 5.1が勧告されました。
- 2017年 12月
HTML 5.2が勧告されました。
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